Audiには純正ナビ(MMI)が搭載されています。
操作はコマンド入力で、走行中に操作もできないため、ネットでは使いづらいと言ったコメントも多く見かけます。
かと言って、社外ナビに換装するのも、見た目に違和感があるため、諦めている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなMMIの足りない部分を補い、純正ナビを使い易くする、おすすめの方法を2つご紹介します。
Audiの純正ナビは走行中には操作ができない
Audiだけではないですが、最近の純正ナビは走行を始めると、ナビ操作やTVを再生することができません。
もちろん運転中に注視しないように、日本ではこの仕様になっていますが、同乗者がいる場合には不満を感じる点でもあります。
では日本で走行中にナビ操作をできるようにするのは違法なのか?
走行中にもナビ操作やTVを見れるようにすること自体は違法ではありません。
ただし、運転しながらナビ画面を注視(2秒以上)することは違反になりますので、必ず同乗者の方に向けた機能であることを認識してください。
【キャンセラーは違法ではない】ナビが走行中に操作できない仕組み
Audi純正ナビを使いやすくする方法2選
1.コードテック PLUG TV! for Audi
キャンセラーやコーディングなどは聞いたことがある方も多いと思いますが、このコードテックPLUG TV!もその方法で走行中のナビ操作を可能にします。
PLUG TV!は、取り付け作業などもなく、簡単にコネクタに製品を差し込むだけで、走行中のナビ操作やTV視聴(TVチューナーがついているナビであれば)が可能になります。
他にも類似の製品は多く出回っていますが、このコードテックPLUGをおすすめするのは、理由があります。
・Made in TOKYO
・リカバリーモードも搭載しているため、元に戻したい時には戻すことができる
・購入後1年間保証。保証期間は車両ソフトウェアのバージョンアップに無償で対応
※ソフトウェアのアップデートサービスが終了した製品は購入後1年以内でも対象外
リカバリーモードで元に戻せる
このコードテックPLUGはリカバリーモードを搭載しているため、走行中のナビ操作設定を元に戻すことが可能です。
Audiのオーナーさんは正規ディーラーにてメンテナンスを依頼している方も多いと思いますが、キャンセラーを当てると、正規ディーラーで取扱してくれない場合があります。
しかし、このコードテックPLUGであれば、正規ディーラーへメンテナンスを依頼する前に元の状態に戻しておくことで、これまで通り変わらずディーラーメンテやディーラー車検を受けることが可能です。
購入後1年間の保証が付く
コードテックPLUGは購入後1年間の保証が付きます。それなりに高額な商品でもあるため、きちんと保証があるかは大事なポイントです。
また、保証期間は車両側のソフトウェアがバージョンアップした際にも、無償で対応をしてくれます。
車両側のソフトウェアバージョンはいつ起きるかわからないですが、最低1年間は買い直しをしなくて良いので安心できます。
このコードテックPLUGは車体番号にて対象車を管理するため、使い回しはできません。
中古品などの購入には注意してください。


◆MMI 3G・MMI 3G Plus ナビゲーションシステム搭載車
◆MMI Navigation plus with MMI touch response ナビゲーションシステム搭載車
◆MMI ナビゲーションシステム搭載車(MIB3)
・A1・S1 (8X) 、Sportback(GB) ※3
・A3・S3・RS3・A3 e-tron (8VA)、Sedan/Sportback (8VF)
・A4・S4・RS4 (8K) ※4、 (8W) 前期/後期 ※3
・A5・S5・RS5 (8T) ※4、 (F5) 前期/後期 ※3、A5・S5 Cabriolet (8F) ※4
・A6・S6・RS6 (4G)、 (4A)
・A7・S7・RS7 (4G)、(4K)
・A8・S8 (4H)、(4N)
・Q2・SQ2 (GA) 前期/後期
・Q3・RSQ3 (8U) 、Q3・Q3 Sportback・RSQ3・RSQ3 Sportback (F3) ※3
・Q5・SQ5 (8R)、Q5・Q5 Sportback・SQ5・SQ5 Sportback (FY) 前期/後期 ※3
・Q7 (4L) ※4、・Q7 (4M) 前期/後期
・Q8・RSQ8 (F1)
・TT・TTS・TTRS (8S)
※3 MMI 3G・MMI 3G Plus・MMI Navigation plus with MMI touchのいずれかが搭載されている車両に限ります。純正TVチューナー非搭載車は、走行中の目的地設定、車両設定や動画視聴などが可能となります。(TV視聴は除く。)
※4 Audi A4、A5、Q7は MY”12〜となります
2.Ottocast オットキャストPICASOU2
オットキャストはナビに接続するだけで、YoutubeやAmazonPrime、地図アプリなど、さまざまなアプリを使うことができるようになる、カーナビをスマホ化するアイテムです。
Ottocast CarPlay AI BOX PICASOU 2はAndroid10システム搭載、HDMIポートを新規搭載した新型車載用Androidメディアボックスです。今回新しく開発した「PICASOU 2」も前作U2-GT(JP)と同様、クアルコム社製8コアチップ「Qualcomm Snapdragon SDM6125」を採用しています。画像の鮮明度が向上し、音楽やビデオの再生処理速度も大幅に改善されます。4GBのメモリと64GBのストレージを採用し、事前にインストールされたアプリを楽しめるだけでなく、追加でGoogle PlayストアからSpotifyなどの音楽ストリーミングアプリや、ネットワークTVチューナーの視聴アプリなど入れられ、ゲームアプリもインストール可能です。
OTTOCAST JAPAN
オットキャストの日本正規店は「商人屋」になります。
日本語で保証や動作しなかった場合の返品対応が受けられるため、必ず正規店から購入してください。


Ottocast オットキャストPICASOU2でできること
PICASOU2ではAndroidタブレット等と同様にGooglePlayから好きなアプリをダウンロードして利用が可能です。この辺はスマホを普段使っている方からすれば、説明不要で使うことが可能です。
ポイント1:nanoSIMを使えばそのままネット接続可能
ポイント2:ナビ画面のサイズに自動調整され全画面表示が可能
ポイント3:2画面分割により動画コンテンツとMAPを同時に表示可能
ポイント4:HDMIケーブル接続可能
※使い捨てSIMでは旅行者向けの制限のためか、AmazonPrimeで視聴制限がでる可能性があります。
リモコンによる操作が可能になる
オットキャストを利用すると、専用のリモコンを使うことが可能になります。Audiの純正ナビではタッチパネルが使えないモデルが多いですが、このリモコンを使うことで、劇的にナビの操作性が上がります。
このリモコンではボタン入力による操作はもちろん、センサーによりポインターで画面内のアイコンを選択することもできるため、タッチ操作に近い操作が可能となります。


Ottocast オットキャスト取り付け
よくあるキャンセラーや社外ナビは、車屋さんへお願いしての工事が必要になりますが、このオットキャストであれば、USBを挿すだけと簡単に接続ができます。
また、車を買い替えた際や旅先でレンタカーを借りた際も、差し替えるだけで使えるので、より長期間、フレキシブルに使うことができます。
まとめ
今回紹介した方法を使えば、Audi純正ナビの不満を改善することが可能です。
紹介した製品意外にも、多くの類似品は出回っていますが、やはり大事な愛車に手を加えることなので、信頼できる製品を使うことをおすすめします。