ベンツEクラスは高級車セダンの代名詞でもある憧れの車です
そんなEクラス(W213/S213)の後期型にはMBUXが搭載されていますが、国産車や社外ナビに比べるとエンタメ系機能には少し物足りないと感じるドライバーも多いのではないでしょうか?
かと言って、キャンセラーなどコーディングは不具合などのリスクもあるため、諦めている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、MBUXを搭載する後期型Eクラス(W213/S213)をより最高へと引き上げ、MBUXをより使い易くYouTubeも見れるようにしてくれるOttocast オットキャストについて紹介します。

日本のナビは走行中に操作ができない
最近のナビは走行を始めると、ナビ操作やTVを再生することができません。
もちろん運転中に注視しないように、日本ではこの仕様になっていますが、同乗者がいる場合には不満を感じる点でもあります。
では、走行中にナビ操作をできるようにするのは違法なのでしょうか?
走行中にもナビ操作やTVを見れるようにすること自体は違法ではありません。
ただし、運転しながらナビ画面を注視(2秒以上)することは違反になりますので、必ず同乗者の方に向けた機能であることを認識してください。
【キャンセラーは違法ではない】ナビが走行中に操作できない仕組み
Mercedes-Benz Eクラス(W213/S213)
メルセデス・ベンツ Eクラス W213の後期型は、2020年9月に日本で発表された大幅な改良モデルです。後期型W213 Eクラスは、先進技術と洗練されたデザインを融合させ、プレミアムミドルセグメントでの地位を強化しました。快適性、安全性、効率性を高次元で実現し、ビジネスからプライベートまで幅広く使えるオールマイティな一台として評価されています。
後期型W213は、よりシャープでダイナミックなデザインに一新されました。AMGラインエクステリアにより、一部のグレードを除き標準装備となり、スポーティ感が向上、フロントマスクも新しいヘッドライトと台形型のグリルを採用し、よりスポーティな印象になります。
また、リアも横長の2分割型リアコンビネーションランプを採用し、ワイド感とダイナミックさを強調したデザインとなっています。

- ガソリン: 1.5L直4ターボ+BSG、2.0L直4ターボ、3.0L直6ターボ+ISG
- ディーゼル: 2.0L直4ターボ
- ハイブリッド: プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッド
※全モデルに9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」を搭載
MBUX基本機能

メルセデス・ベンツの後期型Eクラス(W213/S213)に搭載されるMBUX(Mercedes-Benz User Experience)は、最新の車載インフォテインメントシステムです。
W213型Eクラスでは、12.3インチの大型ディスプレイを2枚横に並べた「コックピットディスプレイ」を採用しています。これにより、運転に必要な情報を見やすく表示し、同時にインフォテインメント機能も充実させています。
MBUXは人工知能を搭載しており、ユーザーの好みや行動パターンを学習します。よく行く目的地や好みの音楽、定期的な電話連絡先などを記憶し、適切なタイミングで提案します。
ディスプレイとユーザーインターフェース
- 12.3インチの大型ディスプレイを2枚横に並べた「コックピットディスプレイ」を採用
- 直感的な操作が可能な明確なユーザーインターフェース(UI)デザイン
- スマートフォンのような操作感で、左右回転、拡大・縮小が可能
音声認識と人工知能
- 「Hey Mercedes」または専用ボタンで起動する高度な音声認識システム
- 自然な対話が可能で、車両制御やナビゲーションなどの操作が音声で可能
- 人工知能による学習機能で、ユーザーの使用パターンを記憶し、適切なタイミングで機能を提案
ナビゲーション機能
- ARナビゲーション機能により、実際の映像に矢印などを重ねて表示
- 「トラベルナレッジ」機能で、ルート周辺のランドマークに関する情報を提供
Ottocast オットキャストP3とは
オットキャストはナビに接続するだけで、YoutubeやAmazonPrime、地図アプリなど、さまざまなアプリを使うことができるようになる、カーナビをスマホ化するアイテムです。
PICASOU3 Otto Aibox P3 PCS46」は、有線AppleCarPlayのUSBに接続するだけで、純正ナビディスプレイがAndroidタブレット化する車用ガジェットです。Android12システムを搭載し、様々なAndroidアプリに対応しています。動画・音楽・マップ等のお好きなアプリをインストールし楽しむことができます。Google Playストアよりアプリのインストールが可能です。
OTTOCAST JAPAN

オットキャストの日本正規店は「商人屋」になります。
日本語で保証や動作しなかった場合の返品対応が受けられるため、必ず正規店から購入してください。
Ottocast オットキャストP3でできること
P3ではAndroidタブレット等と同様にGooglePlayから好きなアプリをダウンロードして利用が可能です。この辺はスマホを普段使っている方からすれば、説明不要で使うことが可能です。
ポイント1:nanoSIMを使えばそのままネット接続可能
P3はSIMの挿入が可能なため、スマホとテザリングをしなくても、そのままP3単体でネット接続することが可能です。
格安SIMでも十分に使うことは可能なので、安いプランで契約するのが良いでしょう。
使い捨てSIMでは旅行者向けの制限のためか、AmazonPrimeで視聴制限がでる可能性があります。
P3ではクラウドSIMも利用可能
P3ではクラウドSIMが搭載されており、国内大手3キャリア【docomo、au、softbank】の電波をキャッチし、テザリング不要で 回線接続を利用することが可能です。(初回6GB上限)

ポイント2:ナビ画面のサイズに自動調整され全画面表示が可能
P3は自動で接続したナビの画面サイズを認識し、最適化して全画面表示をしてくれます。
MBUXの大画面ディスプレイも最大限に生かすことが可能です。
ポイント3:2画面分割により動画コンテンツとMAPを同時に表示可能
全画面表示を最大限生かし、2画面表示が可能で、助手席側では動画コンテンツを見ながら、運転席側ではMAPを見るなどの使い方が可能です。
2画面表示では純正ナビのMAPは表示できず、地図アプリを利用する必要があります。
Ottocast オットキャスト取り付け
よくあるキャンセラーや社外ナビは、車屋さんへお願いしての工事が必要になりますが、このオットキャストであれば、USB-Cを挿してiDriveで操作するだけです!
これまでは工事をお願いするお店を探して、工事日の調整、工賃の支払い、、、などなど手間とお金がかかっていましたが、それが全て不要になります。
また、車を新しく買い替えた際も対応するナビであれば、差し替えるだけで使えるので、より長期間、フレキシブルに使うことができます。
取り付けに必要な物
オットキャストP3には以下のケーブルが付属されています。
- USB-C〜USB-Cケーブル
- USB-C〜USB-Aケーブル
- USB-A二股ケーブル

W213の場合、USB-Cケーブル1本のみ接続するだけで利用することが可能です。
アームレスト下のストレージコンパートメントにあるマルチメディア接続ユニットに、2つのUSB-Cポートが装備されています。
まとめ
今回紹介したOttocastを使えば、Eクラス W213のMBUXを最大限に活かすことが可能です。
紹介した製品意外にも、多くの類似品は出回っていますが、やはり大事な愛車に手を加えることなので、信頼できる製品を購入することをおすすめします。
