コンパクトSUVとして人気のトヨタ ヤリスクロス
新型も登場し、とても快適な車とも言えるのですが、純正ナビは近年の流れをくみ、走行中にナビ操作やテレビなども視聴できなかったり、機能的にも少し物足りなかったりと、不満を感じるドライバーも多いのではないでしょうか?
この記事では、トヨタ ヤリスクロスの純正ナビでYouTubeも見れるようになるOttocast オットキャストについて紹介します。

日本のナビは走行中に操作ができない
最近のナビは走行を始めると、ナビ操作やTVを再生することができません。
もちろん運転中に注視しないように、日本ではこの仕様になっていますが、同乗者がいる場合には不満を感じる点でもあります。
では、走行中にナビ操作をできるようにするのは違法なのでしょうか?
走行中にもナビ操作やTVを見れるようにすること自体は違法ではありません。
ただし、運転しながらナビ画面を注視(2秒以上)することは違反になりますので、必ず同乗者の方に向けた機能であることを認識してください。
【キャンセラーは違法ではない】ナビが走行中に操作できない仕組み
ヤリスクロスのナビ(ディスプレイオーディオ)の種類
2024年モデルのヤリスクロスのナビ設定は以下2パターンが存在します。
- ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus (8インチHDディスプレイ)
- ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)(8インチ高精細HDディスプレイ)
※他にも「ディスプレイオーディオレス」もあります。
ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus (8インチHDディスプレイ)
8インチHDディスプレイ通信型ナビ対応に車載ナビ機能がついたモデルです。
8インチの鮮明な地図と高コントラストの美しい映像がご覧いただけます。センター通信型コネクティッドナビの対応に加え、通信が途切れて万一保持する地図情報の外に出てしまった場合でも、続けてナビ機能が利用できる車載ナビ機能も搭載しています。
TOYOTA


地図情報が車側にも保持されるため、最新の地図情報も活用しながら、電波状況により反応が悪い場合は車側に持つ地図情報で補うため、オンラインナビゲーションとローカルナビのいいとこ取りな仕様となっています。
オンラインナビゲーションの利用には、トヨタのT-Connect(初回5年間は利用無料、以降T-Connect利用継続契約(330円/月)および、コネクティッドナビ 有料オプション(880円/月))を契約し、ネットを介して地図を見たり、ルート案内などを行う必要があります。


ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)(8インチ高精細HDディスプレイ)
こちらのナビは地図を車載しておらず、トヨタスマートセンターの新しい情報を活用した通信型コネクティッドナビになっています。
Ottocast オットキャストP3とは
オットキャストはナビに接続するだけで、YoutubeやAmazonPrime、地図アプリなど、さまざまなアプリを使うことができるようになる、カーナビをスマホ化するアイテムです。
PICASOU3 Otto Aibox P3 PCS46」は、有線AppleCarPlayのUSBに接続するだけで、純正ナビディスプレイがAndroidタブレット化する車用ガジェットです。Android12システムを搭載し、様々なAndroidアプリに対応しています。動画・音楽・マップ等のお好きなアプリをインストールし楽しむことができます。Google Playストアよりアプリのインストールが可能です。
OTTOCAST JAPAN
オットキャストの日本正規店は「商人屋」になります。
日本語で保証や動作しなかった場合の返品対応が受けられるため、必ず正規店から購入してください。


Ottocast オットキャストP3でできること
P3ではAndroidタブレット等と同様にGooglePlayから好きなアプリをダウンロードして利用が可能です。この辺はスマホを普段使っている方からすれば、説明不要で使うことが可能です。
ポイント1:nanoSIMを使えばそのままネット接続可能
P3はSIMの挿入が可能なため、スマホとテザリングをしなくても、そのままP3単体でネット接続することが可能です。
格安SIMでも十分に使うことは可能なので、安いプランで契約するのが良いでしょう。
使い捨てSIMでは旅行者向けの制限のためか、AmazonPrimeで視聴制限がでる可能性があります。
P3ではクラウドSIMも利用可能
P3ではクラウドSIMが搭載されており、国内大手3キャリア【docomo、au、softbank】の電波をキャッチし、テザリング不要で 回線接続を利用することが可能です。(初回6GB上限)


ポイント2:ナビ画面のサイズに自動調整され全画面表示が可能
P3は自動で接続したナビの画面サイズを認識し、最適化して全画面表示をしてくれます。
ポイント3:2画面分割により動画コンテンツとMAPを同時に表示可能
全画面表示を最大限生かし、2画面表示が可能で、助手席側では動画コンテンツを見ながら、運転席側ではMAPを見るなどの使い方が可能です。
2画面表示では純正ナビのMAPは表示できず、地図アプリを利用する必要があります。
ポイント4:HDMIケーブル接続により後席モニターへも出力可能
HDMI接続することで、後席モニターでも一緒にP3の動画視聴が可能になります。
Ottocast オットキャスト取り付け
よくあるキャンセラーや社外ナビは、車屋さんへお願いしての工事が必要になりますが、このオットキャストであれば、USBを挿すだけと簡単に接続ができます。
これまでは工事をお願いするお店を探して、工事日の調整、工賃の支払い、、、などなど手間とお金がかかっていましたが、それが全て不要になります。
また、車を買い替えた際や旅先でレンタカーを借りた際も、差し替えるだけで使えるので、より長期間、フレキシブルに使うことができます。
取り付けに必要な物
オットキャストP3には以下のケーブルが付属されています。
- USB-C〜USB-Cケーブル
- USB-C〜USB-Aケーブル
- USB-A二股ケーブル


2024年ヤリスクロスの場合USB-Cケーブル1本で利用可能です。


2024年以前のモデルはUSB-Aタイプとなるため、二股ケーブルを利用し給電しながらの接続が必要となります。


まとめ
今回紹介したOttocastを使えば、ヤリスクロスの純正ナビに対する不満を改善することが可能です。
紹介した製品意外にも、多くの類似品は出回っていますが、やはり大事な愛車に手を加えることなので、信頼できる製品を正規店「商人屋」で購入することをおすすめします。

