ドイツ社を始め、外車は日本より早くナビにCarPlayを搭載している車種が多くなっています。
ベンツ(Mercedes-Benz)の4年落ち中古車でも、CarPlayが採用されていますが、走行中にナビ操作やテレビなども視聴できなかったり、機能的にも少し物足りなかったりと、不満を感じるドライバーも多いのではないでしょうか?
この記事では、中古外車であっても純正ナビを劇的に進化させるOttocast オットキャストについて紹介します。

日本では走行中にナビ操作ができない
日本で販売される車のナビは、走行を始めるとナビ操作やTVを再生することができません。
もちろん運転中に注視しないように、日本ではこの仕様になっていますが、同乗者がいる場合には不満を感じる点でもあります。
では、走行中にナビ操作をできるようにするのは違法なのでしょうか?
走行中にもナビ操作やTVを見れるようにすること自体は違法ではありません。
ただし、運転しながらナビ画面を注視(2秒以上)することは違反になりますので、必ず同乗者の方に向けた機能であることを認識してください。
【キャンセラーは違法ではない】ナビが走行中に操作できない仕組み
Ottocast オットキャストPICASOU2とは
オットキャストはナビに接続するだけで、YoutubeやAmazonPrime、地図アプリなど、さまざまなアプリを使うことができるようになる、カーナビをスマホ化するアイテムです。
Ottocast CarPlay AI BOX PICASOU 2はAndroid10システム搭載、HDMIポートを新規搭載した新型車載用Androidメディアボックスです。今回新しく開発した「PICASOU 2」も前作U2-GT(JP)と同様、クアルコム社製8コアチップ「Qualcomm Snapdragon SDM6125」を採用しています。画像の鮮明度が向上し、音楽やビデオの再生処理速度も大幅に改善されます。4GBのメモリと64GBのストレージを採用し、事前にインストールされたアプリを楽しめるだけでなく、追加でGoogle PlayストアからSpotifyなどの音楽ストリーミングアプリや、ネットワークTVチューナーの視聴アプリなど入れられ、ゲームアプリもインストール可能です。
OTTOCAST JAPAN
オットキャストの日本正規店は「商人屋」になります。
日本語で保証や動作しなかった場合の返品対応が受けられるため、必ず正規店から購入してください。


Ottocast オットキャストPICASOU2でできること
PICASOU2ではAndroidタブレット等と同様にGooglePlayから好きなアプリをダウンロードして利用が可能です。この辺はスマホを普段使っている方からすれば、説明不要で使うことが可能です。
ポイント1:nanoSIMを使えばそのままネット接続可能
PICASOU2はSIMの挿入が可能なため、スマホとテザリングをしなくても、そのままPICASOU2単体でネット接続することが可能です。
格安SIMでも十分に使うことは可能なので、安いプランで契約するのが良いでしょう。
使い捨てSIMでは旅行者向けの制限のためか、AmazonPrimeで視聴制限がでる可能性があります。
ポイント2:ナビ画面のサイズに自動調整され全画面表示が可能
PICASOU2は自動で接続したナビの画面サイズを認識し、最適化して全画面表示をしてくれます。
ポイント3:2画面分割により動画コンテンツとMAPを同時に表示可能
全画面表示を最大限生かし、2画面表示が可能で、助手席側では動画コンテンツを見ながら、運転席側ではMAPを見るなどの使い方が可能です。
2画面表示では純正ナビのMAPは表示できず、地図アプリを利用する必要があります。
ポイント4:HDMIケーブル接続可能
HDMI接続することで、後席へ追加モニターをセットすることも可能になります。
Ottocast オットキャスト取り付け
よくあるキャンセラーや社外ナビは、車屋さんへお願いしての工事が必要になりますが、このオットキャストであれば、USBを挿すだけと簡単に接続ができます。
これまでは工事をお願いするお店を探して、工事日の調整、工賃の支払い、、、などなど手間とお金がかかっていましたが、それが全て不要になります。
また、車を買い替えた際や旅先でレンタカーを借りた際も、差し替えるだけで使えるので、より長期間、フレキシブルに使うことができます。
ドイツ社では多く、OBDポートへ差し込むコーディング式のキャンセラーが多く使われていますが、コーディングを元に戻す機能などが付いていないと、ディーラーメンテが受けられないケースがありますが、オットキャストであれば、その心配は一切ありません。
取り付けに必要な物
オットキャストPICASOU2には以下のケーブルが付属されています。
- USB-C〜USB-Cケーブル
- USB-C〜USB-Aケーブル
- USB-A二股ケーブル
基本的にはこれで問題なく接続できますが、電源供給にUSB-Cポートが用意されている車種の場合、付属でついているUSB-A二股ケーブルの片方をUSB-Cに変換する必要があります。
USB-A→USB-Cへの変換コネクタはすぐに手に入る物なので、特に問題なく準備できます。


また、後席用モニタを追加しHDMI接続するためには、HDMIケーブルが必要となるため、こちらも別途購入が必要となります。
オットキャスト側はminiHDMI端子となりますので、片側のみminiHDMI端子になっているケーブルを購入する必要があります。


オットキャスト対応車種
オットキャストの対応車種は公式サイトでメーカー毎に対応年式が記されていますが、ポイントは「有線式CarPlay搭載車」となります。
ベンツであれば、COMANDシステム(純正ナビ)のバージョンがNGT5.5以上となります。
まずご自身の車が有線(USB)接続でCarPlayを利用できるタイプかご確認ください。


まとめ
今回紹介したOttocastを使えば、中古ドイツ社の純正ナビでも、快適に利用することが可能になります。(もちろん新しいモデルでも)
紹介した製品意外にも、多くの類似品は出回っていますが、やはり大事な愛車に手を加えることなので、信頼できる製品を正規店「商人屋」で購入することをおすすめします。

